~思い出のコインランドリーにて~
ーお久しぶりです!サロンユタ開店3周年おめでとうございます。
神谷:
ありがとうございます。あっという間の3年でした!
ー3年を振り返ってみてどうですか?
神谷:
最初はほんとうに余裕がなくて。目の前の施術のことに必死でした。
でも、最近やっと視野が広くなったような気がしていますね。
ーそれにしても、お店や個人セラピストさんもたくさん増えている中で、3年も続いているのはすごいことですよね。
神谷:
最初は「私にこんなことされてお客様はうれしいのかな?」と不安だったんです(笑)。でも、たくさん通ってくださるリピーターさんも増えて、皆様のおかげでなんとか楽しくやっています。
ーでは、前回のインタビューでは新コースができたときにお話を聞きましたが、今回また新しいコースができたとのことで、いろいろお話をうかがえればと思います。
神谷:
はい、よろしくお願いいたします。
もううまく話せるか不安なんですけど、ちゃんと伝えられるようにがんばります。
ーでは改めて、誕生した「ユタコース」について教えてください。
神谷:
通常コースよりも、とにかく距離感が近いです。
私の肌のぬくもりをたくさん感じていただいて、「あなたを大切にしているよ」という気持ちをお客様に伝えるようなコースになったと思います。
ー通常コースとの大きな違いは何ですか?
神谷:
通常コースは、肌の触れた感触や楽しさを感じてもらいつつ、体の疲れを取ることが主な目的です。たとえば「腰が疲れた」と仰るお客様には、腰を入念にほぐすようにしています。
ユタコースは、頬と頬がずっとくっついているぐらい「自分の呼吸と鼓動をお客様に聴いていただく」ことを重視しています。
赤ちゃんって、お母さんの鼓動を聞いて安心するっていうじゃないですか。そういった心の癒しを感じてもらえるとうれしいなって。
ーリピーター様限定なのは、どうしてですか?
神谷:
ユタコースと通常コース、両方受けて欲しいからなんです。
どちらがいい悪いではなく、まったく別物なので、両方受けていただいて、気に入ったほうをその日の気分で選んでいただきたいなと思っています。
ーなるほど。
神谷:
あとは、単純に初対面のお客様には、ユタコースの距離感が恥ずかしいというのもあります(笑)。
ーユタコースは通常コースよりも高い料金設定です。2つのコースがあったら「本来やってもらえるサービスが受けられないから、高いほうを選ばないと楽しめない」と考える人が多いと思うんです。
神谷:
そういうことはまったくないですね。
ユタコースにしたから過激になるわけでもなければ、もちろん衣装チェンジなどもありません。
肉まんとあんまんぐらい別物です! そもそもの目的が違うという感じです。
「高いコースにしたからプラスアルファがある」ということはありません。
ーユタコースにすることで、メンズエステ的な施術が増えるわけではないということですね。
神谷:
そうですね。ユタコースはあくまで「心の癒し」がメインなので。
ーいわゆる身体の疲れを取りたい方がメインであれば、通常コースのほうがいいですか?
神谷:
いままで来てくれたお客様って「ゴリゴリしたマッサージが好き。だけどドキドキ要素も欲しい」という方が多かったんです。そういう方はこれまで通り、通常コースがいいと思います。
ただ肩をほぐすだけであれば、町のマッサージ屋さんに行ったほうが安いじゃないですか。私のお店に来てくれるお客様には、もちろん通常コースの施術も楽しんでいただきたいんです。「物足りなかった、もっと高いコースにすればよかった」とは思わせないようにしたいと思っています。
ーユタコースを作ったきっかけは何だったのですか?
神谷:
実はいままで「メンズエステ=エロや過激」というイメージが、ちょっとイヤだったんです。
サロンユタも過激なイメージを持たれないように気をつけていた、というか。
「ベッドコース」を作ったのも、実はそうした理由でした。
ー前回のインタビューで「女性のお客様にも来てほしい」と仰っていましたね。
神谷:
はい。でもあるとき、他のお店のセラピストさんと「施術交換」をする機会があったんです。
お互いに自分の施術お受けてもらうという。
ー勉強会みたいな感じですか?
神谷:
そうですね。そこで「女性の肌ってこんなに気持ちいいんだ!」と気付いたんですよ。
「触れ合うっていいわ~」って(笑)。
ひたすら気持ちよくて、すごく愛されているというか、大切にされているのを感じたんです。
なんか涙が出そうになるぐらい。
これがメンズエステのよさなのに、なんでいままで気づかなかったんだろうと思いました。
それから、勉強のためにいろいろなセラピストさんの施術を受けるようになったんです。
ーなるほど。女性の肌の気持ちよさを味わえるのが、メンズエステの醍醐味でもありますよね。
神谷:
そこから、はじめて自分なりにメンズエステと誠心誠意向き合ったんです。
それまでは「メンズエステ的なもの」からちょっと逃げていたというか。
ーいやらしいものだと思っていた、みたいなことでしょうか?
神谷:
業界全体が過激になってきているとは思っていて、それがちょっと引っかかっていたんです。
でも「メンズエステ業界」って抽象的なイメージじゃなくて、ひとりひとりのセラピストさんにお会いしたら、
ほんとうにモチベーションが高くてキラキラしているし、癒す力がめちゃくちゃある方がたくさんいらっしゃるんですよ。
それに気付いてから、私ももっと愛情のこもった施術をしたいと考えるようになって、去年の12月ぐらいからたくさん練習をするようになりました。
ーいろいろなセラピストさんに会う中で、メンズエステの魅力に気付いたんですね。
神谷:
以前は、どうやって過激な要求をするお客様からガードするかを考えてやっていたんです。
お店の見え方とかスタイルとか。そのせいか、いま思えばお客様に対する想いが薄かったんです。
いまは、やっとお客様のことを心から大切に考えられるようになったような気がするんです。
お客様ひとりひとりに愛情を込めたいと思いますし、ユタコースは自分にとっての集大成だと思います。
ー「愛情」という言葉がたくさん出てきますが、そこがポイントになってきているような気がしますね。
神谷:
あ、そうかもしれないですね!
いままで、そういった感情はリラクゼーションに必要ないと思っていたんです。
そして単純に施術に全力を注いでいました。
だから一線を引いていたところはあると思います。
「この施術空間だから、お客様にこういうことをしているんだ」って。
でもいまは、お客様が私のことを大切にしてくださったら、その分、私はその方に愛情を返せるんだと気付いたんです。もう、倍にして愛を返します。
ー愛情があるからできることがあるということですか?
神谷:
そうですね。
相手を心の底から想っている時の自分の施術が本当に好きなんです。
そして、私の想いが伝わってお客様も同じように幸せな気持ちになってくれる。
お客さんの気持ちを感じて、私もさらに幸せな気持ちなる。
そうやって、お客さんと一緒に癒しの時間を作っていければなと思っています。
ーなんだか、前回インタビューした時と別人のように魅力的なオーラがありますね…!
神谷:
それはインタビュー用ですか?本音ですか?(笑)
でもユタコースを受けてくださったお客様も「人間が大きくなって、妖艶になった気がする」と言ってくださったんです。
新しくなった神谷えりに、ぜひ会いに来てほしいです!
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ぜひ、ご予約お待ちしております✨🌱
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